系譜と老師紹介

内家拳研究会に受け継がれてきた武術の系譜をご紹介します。

系譜図


李天驥老師  1915年〜1996年 河北省生れ                

李天驥老師


7歳の時より、孫禄堂の直弟子であった父李玉琳より武術を学ぶ。
13歳で当時天津の中華武士会で教練をしていた父のもとに赴いた折に多くの著名武術家と出会うと共に、孫禄堂に武術指導を受ける。
太極拳、推手、形意拳、少林拳、武当剣を得意とする。
32〜38年山東省国術館にて指導後、50年〜53年ハルピン市国術連合会主任、ハルピン工業大学武術講師、55年〜国家体育運動委員会武術処勤務,
64年中国武術教会副秘書長、79年国家級武術審判員。24式太極拳の制定者としても有名。

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郭福厚老師  1923年 山東省生れ                      

郭福厚老師


20代で結核を病むが、李玉琳に拝師し武術を学び、病より回復する。
57年全国武術観摩大会にて金賞を獲得、翌年には河北省武術隊に選抜され、同年開催の全国武術運動会では太極拳・太極剣にて優勝。
また、82年の全国武術表演賓では八卦掌で金賞を受賞する。
58年の河北省武術隊の解散以後は民間武術家として錬磨に励むと共に、古典文献の解釈・理論の研究にも卓抜している。
中国武術協会栄誉委員、南開大学武術協会顧問、武当山武当拳法研究会客員研究員、中国武術協会認定1級審判員


孫禄堂老師  1861年〜1933年河北省生れ


幼いころより李魁元に形意拳を学び、後に李魁元の師である名人郭雲深に形意拳を、程廷華に八卦掌を伝授される。
50代に武式太極拳を学ぶ。
晩年に至り形意拳・八卦掌・太極拳をまとめた孫式太極拳を編纂。
また理論研究にも卓越し、多くの著書を記す。
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李存義老師 1847年〜1921年


幼少より長拳、短拳等の武術を学ぶ。後に劉奇蘭に形意拳を学ぶ。

王樹金老師 1905年〜1981年 天津生れ

王樹金老師


形意拳の名人張兆東・李存義、八卦掌の蕭海波、大成拳の創始者王郷斉より武術を学ぶ。
1949年台湾に渡り誠明国術館を設立。
1955年初来日、その後も蒋介石の指示で文化特使として再来日する。
計21回の来日で太極拳、形意拳、八卦掌を伝える。

薛乃印老師

薛乃印老師


武禹襄が創始した武式太極拳を第五代伝人喬松茂より伝授される。第六代伝人。
また、形意拳、八卦掌もおさめている。


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老師の書


馬振邦老師の書   何福生老師の書   荘元明老師の書
  郭福厚老師の書   李天驥老師の書  




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